弊社ベトナムオフィスでは、毎月その月が誕生日の従業員たちをお祝いするイベントがあります。


会社が用意したプレゼントをくじ引きでもらえます。
小学校の時のお誕生日会を彷彿とさせますね。


今回は、私がベトナムに来てから「日本とちょっと違う!」と感じたベトナムの文化についてお届けします。
ベトナムでは誕生日や何かのお祝いをする時、お祝いされる当事者が企画しその費用を負担します。
日本と逆ですね。
以前、あるエンジニア2人がオンサイトで日本に1年間赴任することになりました。そこでスタッフ数十人で壮行会が行われました。
ホーチミンで有名な蟹料理のレストランで、ビールもすすんで大変盛り上がりました。
その時もお会計はオンサイトに行くエンジニア持ちです。
2人はみんなから激励されて上機嫌な様子でした。
また、会社でよくジュースのオーダーを聞かれます。
「今日は○○さんの誕生日です」
「△△さんは新しいバイクを買いました」
など、何か良い事があるとみんなに何かふるまう習慣があるようです。
私もベトナムに来てから、誕生日にはまわりの人にジュースやフルーツなどをご馳走するようになりました。



ベトナム人は奢るのも奢られるのも上手です。これから赴任するみなさんも遠慮しないでご馳走になりましょう。みんなで楽しく祝うことに意味があります。
また、祝い事ではないですが男性は女性に奢る傾向が強いです。
恋人にはもちろん、友人であっても食事に誘ったからにはたいてい奢ります。
「(割り勘にするような)ケチな男性とは付き合わない」と友人女性は言ってました。
ベトナムに来て以来、ベトナム男性の女性に対する紳士的な態度にうらやましさを覚えることが多いです。
一緒に食事をしても、春巻きをクルクル巻いてくれて鍋を作って取り分けてくれるのも男性です。また、ベトナムでは女性が男性にお酌するのをあまり良く思わないみたいです。基本的に手酌です。
5年ほど前のまだGrabが普及していない頃、よく市バスを利用していたのですが、私が乗車して立っていると必ず近くの男性が席を譲ってくれました。
日本では席を譲られる経験がなかったので、いたく感動したものでした。
ベトナムは日本よりレディーファーストが浸透してますね!
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