
ベトナム ホーチミン市初の都市鉄道「ホーチミンメトロ」が12月末についに開通しました!待ちに待った鉄道インフラの発展ですが、実際に乗ってみるとさまざまな課題も見えてきました。今回は、ホーチミンメトロのリアルな乗車体験をお届けします。
■いざ、ホーチミンメトロへ!
開業から数日経過していましたが、多くの市民が電車を利用しようと駅に向かっていました。ホーチミン在住の私もさっそく乗りに行ってみたところ、現地の皆さんが嬉しそうに記念写真を撮っていたり、子どもがワクワクした表情で電車に乗り込んでいるのを見て、私も新鮮な気持ちになりました。日本の企業が携わっていると聞きましたが、確かに車内も駅もまるで日本のようです。
■乗車体験:テーマパーク並の騒がしさ?
メトロの車両は新しく、デザインもシンプルで快適そう…と思いきや、車内の様子はまるでテーマパーク!
多くの市民が初めての電車体験に興奮し、車内はかなりのにぎやかさ。乗車時も整列する文化がまだ定着していないため、「我先に!」と押し合う光景も見られました。
また、車内はやや暑く、空調が完全に効いているとは言えない状態。さらに、人が密集することでより暑さも…。快適さの面では、今後の改善が求められるかもしれません。
■ホーチミンメトロの今後に期待
開業してすぐならではの混乱や課題はありましたが、ホーチミンメトロの開通は市民の移動手段に大きな変革をもたらすことは間違いありません。
更にホーチミン市は電車だけでなく、駅の周辺に新しいバス停をいくつも設置し、バスの交通網も以前より格段に便利になっています。いろいろな意味で刺激的なホーチミンメトロ。
今後のホーチミン市の交通網の発展に期待です。
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