top of page
  • 執筆者の写真saikatuakira

失敗しないオフショア開発会社の選び方②。エンジニアのコミュニケーション力・開発体制

オフショア開発を成功させるには、信頼できるオフショア開発会社を選ぶことが重要です。企業によって得意な分野・特徴は異なりますが、会社選びの際に必ず押さえておきたいポイントがあります。


そこで今回は、オフショア開発会社選びの判断基準となる「エンジニアのコミュニケーション力」「開発体制(契約形態)」を紹介いたします。失敗しない会社選びの参考にしてくださいね。


オフショア開発会社の選び方①:エンジニアのコミュニケーション力

オフショア開発が失敗する最大の要因が「コミュニケーション問題」です。言語の壁により、クライアント側担当者とオフショア開発メンバーの意思疎通が上手くいかず、結果として「要求とは異なる成果物」「プロジェクトの遅延」などの問題を引き起こします。


オフショア開発で重要な役割を果たすのが、クライアントとオフショア開発会社の橋渡しを務める「ブリッジSE」です。ブリッジSEはクライアントのビジネス分析・要件ヒアリング・作業内容の交渉・現場管理などの業務を担当します。


ブリッジSEの業務は多岐に渡り、高い技術力の他、優れたコミュニケーション力・マネジメント力・問題解決力が求められます。オフショア開発成功のポイントは、プロジェクトの中心的な役割を担う「コミュニケーションに長けたブリッジSE」をアサインすることで、成功の確率が高まるでしょう。


教育体制が整ったオフショア開発会社は、現地スタッフに対し日本語や日本文化の教育に力を入れています。ブリッジSEが日本語堪能であれば、コミュニケーションの不安を減らすことが可能です。日本のバックアップ体制があることで、オフショア開発の品質向上が期待できます。


そのため、オフショア開発会社を選ぶ際は「日本語堪能で優秀なブリッジSE」「ブリッジSEを支える日本人スタッフ」が多数在籍し、開発実績が十分ある会社を選ぶことが重要です。


オフショア開発会社の選び方②:開発体制(契約形態)で選ぶ

次に開発体制(契約形態)で選ぶ方法です。開発体制は主に2つあり「受託型開発(請負契約)」と「ラボ型開発(準委任契約)」のどちらかを選択します。


●受託型開発(請負契約)

受託型開発は、決められた仕様書をベースに所定の成果物を開発します。お客様の要望に合わせ、企画提案・要件定義・開発をオフショア開発会社が担当し、開発責任はオフショア開発会社が負います。プロジェクト管理、品質管理もすべて委託できるため「成果物の品質を担保したい」「短期間で開発したい」「予算を明確にしたい」などのプロジェクトに向いています。


事前に定めた品質と納期が保証される一方で、詳細な仕様書が必要です。取り決めに無い仕様は追加費用が発生するため、要件を事前に明確化する必要があります。ラボ型開発に比べ人月単価は高い傾向です。


●ラボ型開発(準委任契約)

ラボ型開発は、お客様専属のエンジニアチームをオフショア先に構築する開発体制です。お客様がエンジニアチームのブリッジSEと直接コミュニケーションし、お客様の指示に基づきエンジニアチームが開発を行います


長期継続プロジェクトに向いており、「低コストで自由な仕様追加したい」「専属チームでノウハウの蓄積したい」「2~3名でスモールスタートしたい」などのニーズを満たします。受託開発に比べ人月単価は低い傾向です。


柔軟に開発対応できる一方で、一定期間の契約が必要となります。お客様のためにITリソースを確保するため、契約期間中は費用が発生します。契約期間中のリソースを無駄にしないため、予め開発計画を立てておくことが重要です。


●どちらを選べば良いか?

受託型開発・ラボ型開発は特徴が異なり、どちらも一長一短があります。プロジェクト内容に合わせ適切な方を選ぶと良いでしょう。近年、オフショア開発ニーズが高まっており、オフショア開発を試されるお客様が増えています。お客様の人気は低コストかつスモールスタートできる「ラボ型開発」です。オフショア開発の効果を試したい場合、ラボ型開発からスタートするのが良いでしょう。


■まとめ

オフショア開発会社選びの重要なポイントは理解できたでしょうか。


オフショア開発を成功させるには、コミュニケーション問題を解決できるエンジニアと開発体制が整っている会社を選ぶことです。値段だけでオフショア開発会社を選んでしまうと「ブリッジSEのレベルが低い」「日本からのサポートがない」などが原因で、プロジェクトが失敗に終わる可能性が高まります。


GIATYは日本語を話すブリッジSE・コミュニケーターが20人以上在籍し、日本国内の日本人スタッフがお客様のプロジェクトをサポートします。ラボ型開発をベースに、請負型を組み合わせた柔軟な開発体制が可能です。


オフショア開発をご検討のお客様は、ぜひGIATYへお声掛けください。日本企業に特化したベトナムオフショア歴15年のノウハウと豊富な経験で、お客様のプロジェクトを成功に導きます。

閲覧数:124回0件のコメント
bottom of page